夜景がきれいとか、物価関連でもよく話題に上がる上海です。日本人旅行者も多いですが、今回はそんな上海について、安全のためにも知っておいた方がよい3つの交通事情を紹介します。
上海の交通事情で絶対に知っておくべき3つのポイント
- 車の運転が殺人的に荒い
- 交通ルールの違い
- 無料の高速道路
1.車の運転が殺人的に荒い
中国の大都市、北京や上海では、お金持ちが多いこともあって高級外車がたくさん走っています。しかし、日本では考えられないくらい、運転が荒いので冷や冷やします。
中国人は、自分たちの運転を荒いと思っているか安全運転をしていると思っているのかは、実際のところ良くわからなかったのですが、日本人があの環境の中で運転をしたら、大半の日本人が事故を起こすと感じます。
まず、車と車の距離が接近しすぎなのです。しかし、どの車も衝突直前で回避するので事故を見たことはありません。自分が後部座席に乗っていると、隣の車が無理やり割り込んできます。
でも、こちらの車も簡単には譲らないのです。どちらも我慢比べをして、何百メートルも走行して、ギリギリの衝突直前でようやくどちらかの車が道を譲るのです。ただただ、自分の乗っている車が事故に合わないように、祈るだけです。
けれど、冷や冷やしすぎて、無事に目的地に到着すると、ホッとして安心すのと、ドッと疲れが出てしまうのと、忙しいです。
上海では、自分で車を運転のを避けて、タクシーを利用するか運転手を専用に雇って移動することをお勧めしたいです。
タクシーは、日本のタクシーに較べると非常に安く街中いたるところで捕まえることが出来るので、とても気楽に利用できます。ただし、正規のタクシーでないタクシーに乗ると、法外な料金を請求される場合があるので、これも注意しましょう。
2.交通ルールの違い
中国の街中を歩く時、車道を渡る際は、車道側の信号が赤になっていて、横断歩道の信号が青になっている場合でも、車に気を付けて急ぎ目に道路を横断するようにします。
それは、車道側の信号が赤でも止まらない車があるからです。決してその車が交通ルールを無視しているわけではないのです。
車は、車道を右側通行するのですが、右折する場合は、赤信号でも止まらないで交差点を曲がっても良いのです。なので、横断歩道を渡る際に、この車は止まってくれないことに注意して、渡ります。
また、車道がとても広く、四つ辻の交差点では無く、5本や6本の道の集まる大きな交差点では、横断歩道を渡る際に、何処から車が来るかわからなくなってしまいます。なので、十分注意して横断歩道を渡るようにします。お酒に酔って街を歩く時は、特に注意してください。
3.無料の高速道路
上海の高速道路は、以前は料金が必要だったようですが、現在では無料になっています。インターチェンジで高速道路に入る際、降りる際、料金所というものはなく、自然に一般道を出入りするのです。なので、高速道路は、絶えずたくさんの車で混雑しています。
特に、朝の通勤ラッシュと夕方の帰宅ラッシュの時間帯の交通渋滞は、全く車が止まってしまうと思うほど渋滞します。また、上海中心部を縦断する黄浦江という河を渡る際は、橋や地下道路の河を渡るルートが限られていているので、常に混雑しているので注意が必要です。
会議や重要な打合せを控えている場合は、この時間帯やこれらのルートを避けるか、十分に時間的な余裕をみるか、地下鉄で移動するなどして、十分に注意しましょう。
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