1971年のバングラデシュ独立を認めてくれた2番目の国が日本、と言う事もあってバングラデシュ人は日本に対して非常に親近感を感じています。
私はバングラデシュに長期間滞在した事があり、自分の家族とも言えるバングラデシュ人がいます。
私が思うのは隣の国インドと似てはいますが、性格的には日本人に良く似ているんじゃないかという事です。
それについて男女の性別はありませんが、良妻賢母と肝っ玉母ちゃんが混ざったようなバングラデシュ人女性の3つの特徴を挙げていこうと思います。
バングラデシュ人女性3つの特徴
- 大人しくて恥ずかしがり屋
- 家族が大事
- 新しいもの大好き
1.大人しくて恥ずかしがり屋
バングラデシュ人と会った第一印象は、随分大人しい人達なんだな、でした。もちろん、喧嘩してるみたいに声が大きかったり、図々しかったりする人もいますが、穏やかに話す人が多かったように思います。
ある日、近所の家にお茶の招待を受けたのですが、その家にいる女性や子供達は出て来ないのです。
少し後で、私達がお茶を飲んでいるその部屋のドアからちらちら覗くので子供達にここに来て座るように言うと、恥ずかしいのか、入ってきてもお父さんにべったりくっついて顔を伏せてしまうのです。
その後に「あらあら駄目よ」、という感じでお母さんが入って来、そうしてようやく女性陣と話をする事が出来たのです。
ただちょっと違うのは、初対面で色々聞かれることでしょうか。仕事は何か、両親は、兄弟は、学歴は等々聞かれますが、聞いたからと言って何か思うことがあるわけでもなく、ただ興味があるから聞いたという感じです。
なんて事のない答えにきゃーきゃー言う彼女達は可愛いな、と思います。
2.家族が大事
あるバングラデシュ人が「一番大事なのはお金」と言いました。
随分現金な人だと思ってよく聞いたら「家族は大事で当たり前。順番を付けるようなものではない」と家族を自分の中でトップに置いて、それから下がって一番目にお金という意味で言ったと言う事が分かりました。
バングラデシュは人口の80%強がムスリムというイスラム国ですが、クルアーンには家族を一番大事にして、父親は家族の扶養に母親は家族の世話をし、子供が良いムスリムになるように努めよという教えがあります。
最近は子供の数も少なく西洋風の暮らしをしている家族も少なくありませんが、大部分は大家族の中で、女性は家で子供や舅姑の世話をするなど、自分の出来る範囲でお互いを支援しあっています。
バングラデシュには「姑に良く仕えた嫁は、仕えられる姑になる」なんて言葉もあります。また目上の人に礼儀正しくすると言うのもあります。
ベンガル語には尊敬語・謙譲語にあたる文法があって余程の事が無い限り、失礼の無い言葉遣いを皆心がけているようです。
3.新しいもの大好き
バングラデシュ・インドの若い女性の伝統衣装と言えば、サロワカミーズといわれるズボン・ワンピース・大きなスカーフの3点セットの服です。
日本人からはカラフルでも同じスタイルのように見えますが、イスラムのお祭りイードやヒンドゥーのお祭りプジャの前には毎年新しいデザインがでて、皆こぞってそれを買いに行きます。
また以前に料理番組で作ったカリフラワーのローストが、非常に流行った時期があります。招待される家がみなその料理を作ってもてなしてくれた覚えがあります。
マーケットには、外国から入ってきた新商品が日々増えています。最貧国の一つですが、生活に余裕が出てくる人が多くなった近年では、前々からあった新しいもの好きな部分が出てきたのだと思います。
⇒外国人出会いならココ!圧倒的なグローバルに取り残されないために