[公開]2016/06/15 [更新]2016/06/15

日本だって危ない!?アメリカの現代を映し出す銃乱射事件の考察

またアメリカで銃乱射事件か!毎年毎年怖いなぁーって感じですが、実はアメリカだけではなく日本だって危険性はありますので、事件についての考察を書いてみます。

フロリダ銃乱射事件

フロリダ銃乱射事件の概要

アメリカのフロリダ州オーランドで2016年6月12日に同性愛者向けナイトクラブで銃乱射事件が発生しました。この事件での死者は銃乱射事件の多いアメリカにおいても、最悪の50人に達しました。

 

2012年のアメリカ銃乱射事件

2014年カナダ議会銃乱射事件

2015年の米カリフォルニア州で銃乱射事件

 

容疑者は銃撃戦の末に警察に射殺されましたが、その直前に緊急電話911番への電話で、イスラム過激派組織IS(イスラム国)への忠誠を誓っていたと言う事です。

 

この犯人はオマル・マティーンと言い、アフガニスタン人の両親の元に生まれたと言う事です。

 

この事件は、アメリカの現代を反映する多くのキーワードが飛び交う事件として非常に印象深く興味を引きました。

 

そのキーワードは、

 

  • 同性愛
  • 人種のるつぼ
  • IS(イスラム国)
  • 銃社会

 

などです。

 

アメリカ社会を反映するキーワード

この事件の背景などの詳細は十分に解明されていませんが、IS(イスラム国)がISの戦闘員が事件を起こしたと主張しています。

 

ISの主張にシンパシーを感じたり、自分の国や環境に不満があり、それをテロと言う形で爆発させる時にISとの連携を語る場合は多く、ISの戦闘員であったか否かは別にして、アメリカ対ISの構図がアメリカの現代の1面を表しています。

 

同性愛者の権利主張が原因か?

また、早くから同性愛者が権利を主張して来たアメリカらしく、事件の現場が同性愛者向けナイトクラブであった事も興味を引きます。

 

この犯人は、両親によると宗教心は強くはなかったけれど、同性愛に対しては強く反対で憎悪をむき出しにするほどであったと言う事です。

 

イスラムの宗教心は厚くなかった

両親がアフガニスタン出身であると言う事で、宗教心は厚くなかったと言うものの、イスラム教徒の関連性を想起させると共に、アメリカが人種のるつぼである事を改めて思い起こさせます。

 

移民の貧しい子弟としてのアメリカ社会に対する反感を勝手に想像してしまいます。

 

銃社会について

そして、最後のキーワードがアメリカが銃社会である事です。

 

簡単に銃やライフルが手に入るアメリカ社会は、こうした乱射事件が起こる度に銃規制の話題が出る一方で、自分の身を守る権利としての銃の所持権利の出張がぶつかり合い、未だに銃規制ができない現実の課題が話題となります。

 

「殺やられないためには殺る準備をするしかない」みたいな考え方ですね。

 

今回の事件は、こうしたアメリカ社会の現代の様々な課題を投影した事件と思われます。

 

日本にも同様に持ち込まれる危険も?

IS(イスラム)がテロとして組織的に準備してきたのなら、日本の様な社会でも銃やライフルと言った武器を用意する事を未然に防ぐ事はできなかったかもしれません。

 

ご存知のとおり、日本にもゲイバーはたくさんあります。

 

しかし犯人が、1人で起こした事件と言うより、後付でISを名乗っている可能性が強く、アメリカが簡単に武器が入手できる社会でなければ、こうした悲惨な事件は起こらなかった可能性が高い気がします。

 

銃規制は全米ライフル協会ロビー活動を強力に行うなどしないとうまくいかないでしょう。

 

また、身を守るために銃を持つ自由を主張するアメリカ人が半数近くいる限り、銃規制は実行できず、2017年も2018年もこうした悲劇を繰り返す可能性があります。

 

アメリカの西部開拓時代からの根強い考え方だと言われますが、そんな考え方(身を守るために銃を所持しようという考え方)をいつまで引きずっているのかと、不思議にさえ感じます。

 

「身を守るために銃を持つ」の無意味さ

実際のところは、銃を持つことはできても、打つ度胸なんてないアメリカ人が9割くらいだと思います。人間に向けて銃を打てるのは一部の狂った人達だけです。

 

脅しに使うだけのために銃を所持するという見方もできますが、相手(平気で銃を打てる人)の前では、ただ銃を持ってるだけでは何の役にも立ちません。

 

それでも、こうした事件が起きると銃を買い求める人が増えるのが、アメリカの病める姿なのです。