[公開]2016/08/31 [更新]2016/08/31

マネーが原因!?ベルルスコーニがミラン売却した背景に迫る

一体何故!?ベルルスコーニがミラン売却した背景に独自の考察を持って挑んでみます。

ベルルスコーニ

セリエAでは何が起こっているのか?

セリエAは、かつて中田英寿選手が所属したリーグであり、世界三大リーグと言われていた名門リーグです。

 

南米の選手も目指す憧れのリーグであり、ロナウドやカフー等のセレソンもセリエAで活躍していました。最近、マンチェスターユナイテッドに移籍し、話題になっているイブラヒモビッチもインテルやユベントスで活躍したプレイヤーです。

 

現在レアル・マドリーの監督であり、フランスワールドカップを制した時のスター選手であるジダンもユベントスで活躍したプレイヤーです。

 

しかし、近年セリエAの試合では、空席が多く見られるようになり、レベルも低下しました。また、近年、南米の選手達は、セリエAではなく、プレミアリーグかリーガエスパニョーラを目指すようになり、ワールドクラスのストライカーが、存在しなくなりました。

 

それだけではありません。自国の有望選手が、セリエA以外のクラブを目指すようになっています。マルコ・ヴェッラッティは、たくさんのセリエAクラブからオファーがありましたが、パリ・サンジェルマンを選びました。

 

どうしてそのような事態になったのか?マネーの問題?

近年、フットボール界では、信じられない額の移籍金額が動くようになっています。クラブを強化するためには、多額のマネーが必要です。

 

このマネーは、観客席のチケット収入、チームや選手のグッズ販売、スポンサー料の三本柱です。セリエAの場合、ユベントスを除き、これらの収入が、毎年下がっているもしくは横ばいの状況です。

 

一方、プレミアリーグでは、放映権料によるスポンサー収入やチケット販売が好調です。リーガエスパニョーラもレアル・マドリーやバルセロナ、アトレティコ・マドリーのようなビッグクラブでは、毎年収入が伸びています。

 

選手の獲得競争においてセリエAは劣勢に立たされており、チャンピオンズリーグにおいてユベントス以外勝ち上がるチームがないため、チャンピオンズリーグ枠を4から3に減らされました。

 

このような事が、他国の選手達だけでなく、自国の選手達や観客、テレビ視聴者等から、魅力のないリーグだと思われるようになり、更にクラブの収入が減るといった悪循環に陥っているのです。

 

身売りしたクラブは、ミランだけではない

ベルルコー二は、大きなメディアグループを所有する会長であり、元イタリア首相でした。30年前にミランを買収し、多額のお金を使ってきました。

 

また、ベルルスコーニオーナー時代にチャンピオンズリーグを5回制し、累計7回の制覇というのは、レアル・マドリーに続く第二位のクラブになりました。

 

しかし、近年は、毎年1億ユーロの赤字を計上しており、マンチェスター・シティーやチェルシーのようなオーナーの札束攻勢に敵わない状況でした。ミランより先に音を上げたのが、インテルであり、東南アジアの企業に名物会長のモラッティは、売却を決断しました。

 

ミランもそれ同様の道を数年後に辿ったわけです。インテルにしてもミランにしてもセリエAで中位を争うチームで良ければ、何も売却する必要はありませんでした。

 

国際的なビッグクラブとして今後も輝いていて欲しいという思いから売却したわけであり、次なるオーナーに多大な投資をしてもらい、再びチャンピオンズリーグで優勝してい欲しいという思いがあるのでしょう。